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BEAMSが「たかはたまさお」さんのイラストをパクってT-shirtにしてしまった。

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こんにちは。

デザインをやっていると似てしまうことはある。

クリエーターやアーティストって自分よりも偉大なデザイナーに対してのリスペクトが入ってたりするので、憧れる人のデザインに似通ってくるところもあるでしょう。

僕はそういうのって別に良いと思うし、真似から入ってオリジナルになっていくところも少なからずあると思う。

デザインがリスペクトの先に酷似するのは仕方がないとしても、完璧なコピーは良くない。

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BEAMSがトレースした熊のデザイン

ビームスがやっちゃったのはトレース。

トレースっていうのは写しです。

Googleで調べてもらえば出てくると思いますが、原画に薄い紙を置いて、そのまま原画を書き写すこと。

これをイラレやフォトショップでやると、完全にコピーが出来るのです。

上の絵を見て下さい。

オレンジ色のが「たかはたまさお」さんが描いたイラスト。

ブルーがBEAMSさん。

いやはやまったく同じ。

どれくらい同じか、たかはたさんがGIF動画にしてくれたので見てみましょう。

浮き輪や熊の下半身はBEAMSさんのオリジナルですかね。

僕が小学校低学年の頃にやたらキン肉マンの絵がうまい友人が居て「プロ並みだ!」と思って感動してたら、自由帳の下にキン肉マンのぬり絵を置いて「写し」をやってたと聞いた。

絵が上手いと思っていた友達だったので「写し」と聞いてゲンナリしたことを思い出した。

※ゲンナリというのは「あぁ」って感じの沈んだ気持ち。失望感を表す。

コピーってそんなゲンナリした気持ちになる。

もう熊の顔なんて全く同じでビックリする。

なにが一番ビックリするかっていうと、商品化してしまったこと。

BEAMSの商品管理

デザインモノの商品化を機械的にやってしまうとこういう事が起こる。

面倒だかもしれないけど、デザインに精通している人たちを何人か集め会議にでもかければ

「たかはたさんのデザインじゃない?これ?」というの意見が出るはず。

BEAMSさんならきっとすぐにわかったと思う。

こういった手順を飛ばし、デザイナーたちを複数人やとって自動化のシステムを組むとこういう事が起こってしまう。

商品化の前には必ずそれなりの人の眼を通さなきゃいけない。

近い将来ではAIが自動かしてくれるかもしれないけど、それまでは人の眼でやるしかない。

落とし所は権利的に優位な方が決める

たかはたさんは全く怒ってなくて、むしろ「面白い落としどころ」を見つけて欲しいといっています。

でも、これは落としどころを見つけて提案するのは「たかはたさん」です。

BEAMSはパクッた側にいますので、落とし所を提案できる立場にありません。

たかはたさんが「BEAMSさん、もういいですよ。その代り何かまたコラボしましょう!」的なことを提案して落とし所を決めるのです。

今回の場合、BEAMSさんは不利な条件でも飲まざるを得ないでしょう。

しかし、たかはたさんは落とし所を問うている。

ということはBEAMSさんに何かを要求していると思われる。

パクってしまって立場が弱い位置にいるBEAMSさんは、たかはたさんに対して満足いく損害賠償を提供できなければまた叩かれる立場になってしまっている。

BEAMSの見解

サイトではTシャツについて「本件と関わりのないイラストレーターの方の作品と酷似したグラフィックデザインであることのご指摘をいただきました」としたうえで、「商品製作に関わる社内外の関係者に確認したところ、弊社がデザインを委託したデザイナー本人より上記作品に『覚えがある』との回答がございました。現在は当該作品の作者であるイラストレーターの方へ謝罪のご連絡させていただき、商品の販売を中止しております」と経緯を説明。「ご購入のお客様をはじめ、世間の皆様方をこのような形でお騒がせしてしまい、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

続けて「今回、第三者の作品と酷似したグラフィックデザインであることを気付かずに当該グラフィックデザインを採用した弊社の管理体制の不備と、その責任を真摯に受けとめ、猛省しております」とつづり、今後は再発防止へ管理体制の強化により一層努めるとした。

BEAMS、Tシャツデザインめぐり謝罪 たかはたまさお氏のイラストと酷似

このT-shirtの件は委託デザイナーがやらかしてしまった様です。

仕事を複数抱えるデザイナーも、一からデザインを生み出しては時間が掛かると考えたのでしょう。

効率化を計りトレースし、余計に面倒くさいことになったパターンです。

新しいものを生み出すには経験と試行錯誤があって当然。

一番効率化しちゃいけない部分を効率化した。

生産的であり続けることは凡人には難しいのかな。って感じた一件でした。

カール・ラガーフェルドのような一流デザイナーの偉大さもまた感じることが出来た。

まとめ

自分もいまデザイナーから上がってきたデザインを選ぶ立場にある仕事をしているので気を引き締めたいと思う。







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