CHROME HEARTS OSAKAでは冷静でいられない

「クロムハーツのオンリーショップが大阪にもできる。」

当時のユナイテッドアローズ心斎橋店のクロムハーツ担当スタッフから聞かされたときは驚きを隠せなかった。

そして2001年、関西では初となるクロムハーツのオンリーショップ「CHORME HEARTS OSAKA（クロムハーツ大阪）」が心斎橋 御堂筋沿いにオープンしました。

「CHROME HEARTS」という名のブランドを、日本で業態化したユナイテッドアローズとのリレーションシップが力を見せ始めた頃です。

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CHROME HEARTS OSAKA（クロムハーツ大阪）のフロア

クロムハーツ大阪は 心斎橋の御堂筋沿いにエントランスを構えている路面店です。

街並みの喧騒とは裏腹にエボニーで作られた扉の向こうは、時間の流れが明らかに違う。

この扉をくぐれば異次元の空間があなたを待っている。

これがクロムハーツ大阪のエントランスです。

僕が初めてこの扉の向こうへいったとき、気持ちがどこかへ飛んでいってしまった。

クロムハーツの世界観が溢れるエントランス

一度中に入ればその強烈な世界観に心を奪われることでしょう。

エボニーの黒。そしてレンガとマホガニーの暖色が僕たちに自然の温かみを感じさせてくれる。

そうこれがクロムハーツの世界観なのです。

クロムハーツの世界観とは

クロムハーツの世界観についてはユナイテッドアローズの栗野宏文氏がインタビューで語っています。

「それはリチャード・スターク代表のライフスタイル。革や木、あるいは鉱物と、彼は元来地球にあるものしか好みません。

この店も同様で、黒はエボニー、茶色はマホガニー、シルバーに見える部分はすべて銀。

ジェニュインマテリアル、つまり本物しか使わない姿勢を貫くことです」。

本物を貫いた姿勢があるかこそ、色々なモノが集まるクロムハーツでも統一感が生まれるのです。

レンガが敷き詰められた階段の先に目に入るのは天井を覆う巨大なクロスのレリーフです。

階段を上がり振り返ればJOE FOTIのアートが十字架をつくる。

もうスピリチュアル感が凄い。

宗教性が見出されるデザインでクロムハーツの虜になってしまう。

2階フロアがショップ

1階はエントランスのみで２階がショップになる。

シルバーやゴールドなどのジュエリーから、ウェア類といったアパレル全般まで、希望によっては家具も販売してくれる。

ちなみに、セメタリーパッチのソファは300万円ほどするそうです。

フィッティングルーム

レザーウエア類が並ぶクローゼットとL字型に全身が映る大きなミラーが設置されている。

そして、このミラーが隠し扉のようになっていて大きなフィッティングルームがある。

よくあるショップの狭いフィッティングルームではない。

子供部屋ほどあるフィッティングルームでゆっくりと着替えることができる。

この部屋があると小さな子供を連れて行っても、一緒にフィッティングルームに入ることができるので安心して買い物をすることが可能です。

ちなみに僕がクロムハーツのレザーパンツ購入したユナイテッドアローズ心斎橋店（BIG STEP）は非常に狭い空間だった。

僕はあの狭い空間でフロントボタンと戦ったのです。

ある部屋

この部屋に入ると気分が上がる。

風水的にも、きっといい空気が流れていると思う。

僕はビルケンシュトック　アリゾナ、WESCO BOSSを購入したときにこの部屋へ通された。

ビルケンを購入したころの当時の僕は、まだクロムハーツを舐めていた。

ビルケンのサンダルなのでクロムハーツのカスタムと言っても4万円くらいだろう。

それ以上の価格ならば、ビルケンはやめてホワイツのスモークジャンパーを買おう。

と心に決めていったのに、19万円を提示されお会計を済ませていた。

現金を持って行ってる時点で買う気は満々といったところだけど、お財布からお金が一気に減ってへこんだ記憶がある。

この金額でも、いまでは僕のお小遣いにも満たない金額になってしまった。

月日の流れは人を成長させる。

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クロムハーツ大阪 リニューアルオープン

2010年12月12日、クロムハーツ大阪はリニューアルオープンを向かえた。

店内の改装工事にはLAのファクトリーから屈強な男たちが来日し工事を施行。

店内レイアウトを一層し、生まれ変わったと同時に玄関を飾っていたくクロムハーツのロゴも一新した。

クロムハーツ大阪　ロゴの変遷

オープン当初はチャンネル文字が用いられていたクロムハーツ大阪のロゴです。

上の写真を見て懐かしいと思う人も多いでしょう。

当時からブログをやっていないと残せないものです。

ちなみに転載禁止です。（出典でリンクも駄目です。）

このチャンネル文字がリニューアルオープンを機にスクロールラベルへと一層します。

総シルバーで作られたスクロールラベルの重さはなんと500kg！

クロムハーツファクトリーの屈強な男たちでさえ「持ち上げる際に一度は心が折れた」というのはスタッフ談。

頭上に500kgのスクロールラベルが付けられていると思うと落ち着かないかもしれませんが、そこは安心してください。

スクロールラベルにはポールが付いた状態でハメられています。

画像は想像ですが、こんな感じだと思います。

なので500kgとはいえ、スクロールラベルが落ちてくる心配はないでしょう。

クロムハーツ大阪は関西の旗艦店 まとめ

クロムハーツ大阪は関西の旗艦店です。

関西圏クロムハーツ直営店の中では一番の品揃えを誇ります。

なぜならアメリカから輸入される場合、数に限りがあるアイテムに関してはここクロムハーツ大阪に集められます。

クロムハーツ神戸店や梅田店でも取り寄せは出来るのですが、そのアイテムを知らない限り「取り寄せ」することは不可能。

未知とのアイテムを手に入れ居たい場合はクロムハーツ大阪へ足を運ぶべきです。