現在(2019年平成31年4月)僕のファイヤーマンブーツは修理のため渡米中。
1人寂しく玄関に佇んでいるクロムハーツのブーツはWESCO BOSSです。
僕はモノに対しても、愛情の表現として人称を使うので、その辺りは考慮して下さい。
スポンサーリンク
WESCOとCHROME HEARTS
WESCOがクロムハーツの中で特別な存在となったのは、創始者でありデザイナーのリチャード・スタークが愛用していることが大きく関係している。
いままで当ブログでも何度も述べていますが、クロムハーツの一番のモデルでありスポークスマンがリチャード・スタークです。
そんな彼が履くWESCO BOSSは履き込まれてボロボロだけど、それがまたCHROME HEARTSのレザーパンツに合っていて、めちゃくちゃ恰好良い。
WESCOとの出会い
僕はクロムハーツのレザーパンツを購入した際に、ユナイテッドアローズのクロムハーツ担当スタッフに勧められWESCOの購入に至りました。
ユナイテッドアローズでも取り扱いが無かったので、心斎橋のアメリカ村辺りを探し回って手に入れ20年経ったいまでも現役ブーツとして愛用しています。
WESCOブーツで何を買うか迷ったのならBOSSを買っておけば間違いない。
始めにジョブマスターを選んだとしても、2足目が欲しくなり必ずBOSSを履くようになる。
なぜならほとんどのパンツと相性がいい。
では、見てみよう。
スポンサーリンク
クロムハーツのレザーパンツ
クロムハーツのレザーパンツとWESCO BOSSは刀と鞘の関係にある。
WESCOのレギュラートゥトゥのブーツと合わせても、合わないことはないけど収まりが悪い。
それに比べ、WESCO BOSSを合わせてみると「あるべきところにある。」と思えるのです。
もうこれは感覚になってしまうのですけど、ピースがハマる感じがするのです。
その感覚が大切だとも感じる。
リチャード・スタークがWESCO BOSS愛用する理由も分かる気がする。
CHROME HEARTSのレザーパンツにはボロボロのWESCO BOSSでも様になったりする。
ただ、ボロボロのWESCO BOSSでも通用するのはクロムハーツのレザーパンツとそれを穿くリチャード・スタークの恰好良さでもあるので、みなさんはしっかいメンテナンスしたブーツを履こう。
クロムハーツ ブルージーンズ
クロムハーツのブルージーンズを購入するときWESCO BOSSに合わせて購入した。
-
【フレアニーが廃止】クロムハーツのブルージーンズがモデルチェンジ
クロムハーツ大阪でお買い物です。 ついに買ってしまった。 CHROME HEARTS(クロムハーツ)5POCKET BL ...
続きを見る
お直し無しで履いたまま帰れる状態です。
フレアニーが無くなる最後のモデルで店内に残っていた最後の1本。
まさか、フレアニーがパンツ類から無くなるとは思わなかったです。
ファティーグも全てフレアニーモデルの最終、だからあのときスタッフも購入してたんですよね。
正直言って、こういうのってスタッフがもっとも優遇されるのです。
いまはどうか知りませんけど、ショップスタッフは基本的に物凄く洋服が好きですので、商品の入荷数が少ないものってまずはスタッフが自分の分を確保します。
顧客がなかなか手に入らない状況下なのにも関わらず、スタッフが普通に身に着けているときってありますからね。
僕がショップスタッフになりたいと思ったのも、欲しい商品を確実に手に入れることが出来るから。という理由でしたから。
なので、入荷数が少ない商品をスタッフが身に着けていると羨ましく思う。
クロムハーツ ファティーグとBOSS
ファティーグにもBOSSが合う。
まぁファティーグの場合はBOSSだけに限らず、ファイヤーマンにも合うので、汎用性の高いブーツと汎用性の高いボトムということで、相性が良いのは当然って感じです。
ユニクロのコットンファインパンツ
もちろんWESCO BOSSはクロムハーツ以外のパンツにも合う。
ユニクロのボトムにだって見事にマッチする。
パンツ・ズボンが安価でも高級な靴を履いていれば、みすぼらしくならないと落合氏が言うように靴が良ければユニクロの安価なパンツにだって使えるのだ。
こちらのユニクロは2本で半額のときに購入したもので、僕のユニフォームです。
そういう意味ではオールデンにもWESCOにも合うし安価なユニクロのパンツがよく売れる理由は分かる。
お金を掛けれない世代に対して強くブランディングが出来ているのがユニクロです。
-
落合正勝「もっとも金をかけるべきは靴なのである」オールデンとユニクロ
月曜はまぁまぁのお天気。 日曜日に買ったユニクロのエクストラファインコットンのパンツにALDEN(オールデン)2210を ...
続きを見る
靴がその日のファッション全体を引き締める
落合正勝氏がいうようにもっとも金をかけるべきは靴である。
足のサイズは余程のことがない限り変わらない。
アウトソールを交換すれば何十年も履ける。
靴がファッション全体を絞める。
靴さえ良い物を履いていればあとは何とかなる。
安価な洋服でも靴が良質な高級品ならば、ファッションとして成立するんです。
靴も用途を選んで買う
僕たちが住む世界とは別の次元に住んでいる人たちがいる。
俗に貴族と呼ばれ、同じ世界に暮らしてはいるが僕たちとは行動する場所が違うのです。
用途に応じたものを選ばなければ、良質な靴といっても長持ちしない場合もある。
フェラガモの靴を購入した内田先生はコンクリートの上を歩かない方が良いと販売スタッフにレクチャーされたようだ。
貴族は車で移動し絨毯が敷き詰められた室内を歩く。
というわけで靴は目的に応じて選ぼう。
WESCO BOSSとCHROME HEARTS まとめ
クロムハーツはリチャード・スタークがハーレーダヴィットソンに乗る時のために作った最高品質のレザーウェアです。
リチャードがもっとも愛したデザインであるレザーパンツと合わせたときに履いていたのがWESCO BOSSなのです。
そう考えると、クロムハーツのレザーパンツにヘヴィーウエイトが誕生したのもWESCOの存在が大きく影響している可能性がありますね。
WESCOの分厚い革に負けないために、レザーパンツをタフで屈強にする必要があった。
真相はどうか分かりませんがリチャード・スタークがWESCOにインスパイアされていることは間違いないでしょう。
そんなWESCOを僕も愛用していく。